ATAWI FUDOSAN 富士ヶ丘サービス株式会社

BEFORE SELLING

実家を売る前に調べる14項目

査定額だけでは見えない、名義・権利・道路・境界・農地・建物の支障を先に確認します。

土地・建物の名義

現在の登記名義人と共有者を確認します。

相続登記

亡くなった方の名義が残っていないか確認します。

抵当権・差押え

住宅ローン等の担保や処分制限を確認します。

地番と住居表示

住所と登記上の土地を正しく対応させます。

土地の筆数・地目

複数筆や農地・山林を含むか確認します。

接道と道路種別

建築基準法上の道路に接しているか確認します。

セットバック

道路後退が必要な可能性と利用面積を確認します。

境界と測量資料

境界標、公図、地積測量図の有無を確認します。

越境

塀、屋根、樹木、配管の越境を現地で確認します。

用途地域・調整区域

建築や土地利用の制限を確認します。

農地法

田畑を含む場合の許可・届出の要否を確認します。

未登記建物・増築

課税資料と登記、現況の違いを確認します。

残置物と建物状態

片付け、雨漏り、設備、解体の要否を分けます。

災害情報・告知事項

洪水、土砂、津波等と把握している事実を整理します。

FAQ

判断基準の表:残す・貸す・売るを同じ軸で比べる

判断のポイント残す(管理する)貸す売る
将来、誰かが住む・使う予定ある(Uターン、親族が使う、戻る可能性を残す)当面ない。建物を傷ませずに持ち続けたいない。家族の誰も使う見込みがない
年間の負担固定資産税・保険・通水・草刈り・見回りを自分たちで払い続けられる家賃収入で税・修繕費をまかなえる見込みがある負担そのものをなくしたい
現地へ通えるか通える、または管理サービスに委託できる管理会社に任せられる通えない。遠方からの対応が精神的に負担
建物の状態今のまま使える貸せる状態に直す費用を出せる修繕・解体の判断を買主に委ねたい
税の期限急いで現金化する必要がない貸すと空き家の3,000万円特別控除は使えなくなる相続開始の日から3年を経過する日の属する年の12月31日までの売却が要件。他の要件も確認

数字で確認しておくこと

  • 固定資産税の住宅用地特例:住宅用地の特例は、固定資産税の課税標準を住宅1戸あたり200㎡まで評価額の6分の1、それを超える対象部分を3分の1にするものです(家屋の床面積の10倍までなどの条件があります)。解体や管理不全空家等・特定空家等への勧告で対象から外れることがありますが、軽減率だけから税額が一律6倍になるとは計算できません。土地の条件・負担調整・減額措置を含め、市町の資産税窓口へ確認してください(磐田市:住宅用地に対する特例/空き家解体に係る減額措置、確認日:2026年10月13日)。売る前の14項目の確認は、この特例の要件(建築年・一人暮らし・1億円以下)の確認を兼ねます。
  • 空き家の3,000万円特別控除(被相続人の居住用財産):相続した家を売るとき、譲渡所得から最高3,000万円を控除できる制度です。期限は相続開始の日から3年を経過する日の属する年の12月31日までで、2027年12月31日までの売却が対象です。昭和56年5月31日以前に建てられた家で、亡くなった方が一人で住んでいたこと、売却額が1億円以下であることなどの要件があり、相続から売却等までの貸付け・事業・居住利用の有無も確認します。老人ホーム等への入居には別の要件があり、親が存命中に本人の自宅を売る場合の特例とは区別してください。相続・遺贈でこの家屋と敷地等を取得した相続人が3人以上の場合、2024年1月1日以後の譲渡では1人当たりの控除上限が2,000万円になります(国税庁 No.3306)。
  • 相続登記の義務化:2024年4月1日から、相続で不動産を取得したことを知った日から3年以内の登記申請が義務です。正当な理由なく怠ると10万円以下の過料の対象になります(法務省)。売る・貸すのどちらを選んでも、名義が亡くなった方のままでは契約に進めません。

税額・控除の可否は土地ごと・家族ごとに異なります。金額の確定は市の資産税窓口と税理士に、登記は司法書士にご確認ください。実家カルテでは、これらの要件に関係する「建築年」「名義」「相続開始日」「接道」を先に整理します。

よくある質問

売る予定がなくても申し込めますか?

はい。売却未定の段階で利用できます。

住所だけで分かりますか?

公開情報から始め、資料取得や現地確認が必要な項目を区別します。

査定価格は出ますか?

カルテでは価格を出しません。希望時のみ別途査定へ進みます。

価格を聞く前に、売れる状態かを確認。

標準的な家なら、住所から申し込みを始められます。