実家の問題は、片付け、相続、修繕、売却などが一度に見えるため、何から始めるか分からなくなりがちです。カルテでは、後戻りを減らす順番に並べます。
カルテで確認すること
- 先に対応すること期限や安全、名義など、後回しにしない項目です。優先順位の付け方を見る →
- 方針を決める前に確認すること道路、境界、家族の意向など、判断材料になる項目です。判断材料を詳しく見る →
- 今は動かなくてよいこと問題が確認されず、保留できる項目を分けます。保留の条件を詳しく見る →
- 専門家へ聞くこと司法書士、土地家屋調査士、行政など、確認先を示します。相談先と準備を詳しく見る →
基本の順番
- 名義と関係者を確かめるだれが決める家かを整理し、家族で同じ情報を共有します。
- 期限・安全に関わる点を先に見る相続登記、倒壊や漏水、近隣への影響などを確認します。
- 土地と建物の条件を確認する道路、境界、農地、災害情報など、選択肢に影響する点を見ます。
- 売る・残す・貸すを比べる必要な情報がそろってから、家族の希望と費用を比べます。
- 必要な専門家へつなぐ手続きが必要な項目だけ、適切な窓口へ相談します。
たとえば、こう変わります
相続登記が未了の場合:片付けや査定を急ぐ前に、名義と相続人の確認を先にします。
道路に確認が必要な場合:売り方を決める前に、自治体や専門家へ道路の扱いを確認します。
空き家の傷みが進んでいる場合:方針決定を待たず、漏水・防犯・近隣への影響を抑える対応を先にします。
カルテの役割:「売却を勧める資料」ではありません。売る・残す・貸すのどれを選ぶ場合でも、確認漏れを減らして家族が判断しやすくするための整理表です。
お渡しするもの
- 確認した項目と結果
- 追加確認が必要な項目
- 優先順位をつけた次の行動
- 相談先の種類と、相談するときに伝える内容
カルテを家族にそのまま見せれば、「何が分かっていて、何がまだ分からないか」を同じ資料で話せます。
